150518 初版 150518 更新
代表値
実験や観測で得られた数値たちを データ という。
n 個 のデータ x1, x2, x3, … ,xn
を整理する。

ある区間に細かい一定の区切りを入れ,区間を階級に分ける。
例えば, 0 から 100 までの整数を,
0~9, 10~19, 20~29, … , 90~99, 100~ のように区間に分ける。
区間を代表する値を 階級値 という。
それぞれの区間に入るデータの個数を,度数という。

代表値

n 個のデータの和を,個数 n で割ったものを平均値 m という。
\(\displaystyle{m = \dfrac{1}{n}\sum_{k=1}^nx_k}\)
小さい順に並べたときの,順位 n/2 の値を中央値という。
n が奇数のとき,(n+1)/2 番目の数である。
n が偶数のとき,n/2 番目と (n+2)/2 番目の数の平均値である。
度数が最も大きい階級値を,最頻値という。