121129 初版
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MathJaxがあまりにいいので, 調子に乗って書いてみる
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いわゆる群数列の問題について考察してみます。
1 | 3,5 | 7,9,11 | 13,15,17,19 | 21…
のように,奇数の列に1個,2個,3個,4個,…と区切りを入れる。
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気付くことがあるかな。
通し番号 項数
1 11 11 1
2 35 23 2
3 711 46 3
4 1319 710 4
5 2129 1115 5
6 3141 1621 6

ある群の末項の通し番号は,その群までの項数である。
1+2+3+4+5+6=21
これは,どこの群でも,どんな群数列でも共通した性質である。
群数列の第2定理
通し番号 項数
1 \(A_{1,1}\) \(H_{1}\)\(T_{1}\) \(L_{1}\)
2 \(A_{2,1}\) \(H_{2}\)\(T_{2}\) \(L_{2}\)
\(n-1\) \(A_{n-1,1}\) \(H_{n-1}\)\(T_{n-1}\) \(L_{n-1}\)
\(n\) \(A_{n,1}\) \(H_{n}\)\(T_{n}\) \(L_{n}\)
ある群の末項(Tail)の通し番号\(T_n\)は,その群までの各群における項数の和である。
\(T_n=L_1+L_2+\cdots+L_{n-1}+L_n\)  Σを使うと\(\displaystyle{T_n=\sum_{k=1}^n\ L_k}\)
自分なりに理由を説明してみよう。
当たり前といえば,当然。
そんなこといったら,神様にとっては数学は全部当然。

つづく