180830 初版 180830 更新
もとの文章
どのような力の育成が必要か?
まずは,何はなくとも読解力。
二つめは,知識・技能を活用する力です。
三つめは,表現力です。
どのような授業をするとよいのか?
試行問題は
どうやら
GeoGebra
による探究型学習が背景にあるようです。
生徒に体験させながら知識に近づいていく授業が求められている気がします。
読解力の涵養には,ある仮説を立てて,生徒に対して定期的に指導しています。
成果が出てきているのではないかと学年団は評価しています。
今年度からの2年間,
国立教育政策研究所の
教育課程研究指定校事業(高等学校数学)
に取り組んでいます。
思考力,判断力,表現力等を育む深い学びを実現するための教材開発と指導・評価方法
が研究課題です。
生徒が問題に取り組む際に,試行錯誤などをしながら問題の本質やいろいろな性質を自ら発見・定式化できる探究的な単元導入教材の開発を行っています。また,生徒どうしの対話を促し,知識や技能を活用する力,思考過程を表現する力を育成する授業方法を研究しています。
どのような問題であれば,より力を測りやすくなるのか?
質問の意図が少し不明瞭ですが,二つ考えてみました。
一つは,普段どのような問題に取り組めば試行問題のような問題が解決できるようになるかということ。
二つは,数学の力を測るにはどのような問題がよいのかということ。
そもそもなぜ入試改革か?
大切な後期中等教育が,
大学入試にパスするための勉強をするだけでよいのでしょうか?
試験にパスする手っ取り早い方法は暗記です。
ともすると,勉強することと暗記することを
同じ意味にとらえていた教育だったのかもしれません。
数学は考える姿勢を学ぶ教科だと思います。
今まではどちらかというとマニュアル参照型だったのではないでしょうか。
記述式の答案
夏休みに本を読んだり,blogを読んだりしていたら,違和感のあるものにたくさん出会いました。
気になったのは,
示したい命題の裏が真であることをいって, さも正しいと平気で論じているもの
です。
このようなものは記述式の答案作成を鍛えることで排除できるような気がしています。
「共通一次」の最初の受験者はまもなく還暦を迎えようとしています。