円の方程式

161103 初版 161103 更新
 平面上の点の座標 (x, y) について,x とy の方程式(関係式)を満たす点の集合を考えると, ある図形を表します。 逆に,図形をその図形上の点の満たす関係式で表すことを考えます。 この考えをDescartes の考えということにします。
 円とは,ある点Cがあって(中心) から 距離が一定 r(半径)である点Pの集まりです。
例えば,C(2, -1) と P(x, y)の距離は \({\rm CP}=\sqrt{(x-2)^2+(y+1)^2}\) で表されるので,
CP = 2 であれば, (x - 2)2 + (y + 1)2 = 4
 逆に,この関係式を満たす点は C との距離は 2 ですので, 中心(2, -1), 半径 2 の円周の上にあります。