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130126 初版
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三角形ABC は, 直角三角形とする。
角ACBが直角,ABを斜辺とする。
AB = c,  BC = a,  CA = b,  とおくと,  a² + b² = c²

証明はいろいろあるが,

第1余弦定理の説明と同じように,C から AB へ垂線 CH を引く。
三角形ABC, ACH, CBH は相似である。
ことを使う。
AB:BC:CA = AC:CH:HA = CB:BH:HC = c:a:b であるから,
AH=b2c,  BH=a2c, 
AH + BH = AB だから b2c+a2c=c
すなわち,a2+b2=c2
三角比の定義を 使ってもよい。
直角三角形ABC において,
cosA=bc,   cosB=ac
三角形ACH で,AH=bcosA=b2c,  三角形ABH で,BH=acosB=a2c
AH + BH = AB だから b2c+a2c=c
第1余弦定理の 特別な場合である。

また,三角関数の相互関係が導かれる。

直角三角形ABC において,
b2c+a2c=c より, (ac)2+(bc)2=1
三角比の定義により, cosA=bc,   sinA=ac
ゆえに,sin2A+cos2A=1