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121224 初版
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数列と関数の考えは、ほとんど違わないと思う。
高校で考察する関数も, 表を用いて書くのがよいと思う。

逆の考えは、とても基本的な考えである。
数学には逆の考えがふたつある。
ひとつは,逆の命題。
ふたつめは, 逆の対応 である。

指数関数には次のような性質があった。

指数法則
x m n m+n
ax M N MN

ここで M=am,  N=an,  MN=am+n
(A) aman=am+n
(B) (am)n=amn

対数関数は,この 逆関数 だから,表の上下を入れ替えて,

対数の性質
x M N MN
logax m n m+n

ここで m=logaM,  n=logaN,  m+n=logaMN
(A) logaM+logaN=logaMN
(B) (A)を繰り返し用いると,  plogaM=logaMp
例:
log102+log105=log1010=1
例:
1000<210=1024<10000より,310<log102<410  (かなり大雑把だが)
2のn乗の対数 r を考えると,310n<r<410n
n=27のとき, 310n=8.1である。
一億は108であるから, 227は一億を超える。

つづく