150328 初版 150328 更新
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\(3x^2y\), \(-\dfrac{3}{2}abxy^2\) のように 数や文字が掛け合わさっているものを 項 という。
項において,文字の個数を次数という。
\(3x^2y\) は3次の項であるが,x については 2次の項,y については 1次の項である。
注目した文字以外の部分を係数という。\(3x^2y\) の x についての係数は \(3y\)である。
式には2種類あって,
① 項が連結されているもの 数の四則演算の流れをただ記述している文  \(3x^2y+2xy^2-xy\)
② ① の関係式   \((a+b)^2=a^2+2ab+b^2\),  \(x^2+3x=-2\),  \(3x+y > 4\)
しばらく ①の意味で式という語を用いる。
式の次数は,項の次数の最大値である。
\(3x^2y+2xy-2-xy\) は x について2次式である。
項の連結は,結合法則と交換法則を仮定する。
したがって,項の順序を入れ替えることができる。
式において,項を次数の高いものから低いものへの順に並べることを, 降べきの順という。
反対の並べ方を昇べきの順という。