本校数学科におけるALへの取り組み状況

実施していること

課題研究基礎 について
学校設定科目 スーパーサイエンス Ⅰ (普通科) あるいは A (理数科)
第1学年普通科・理数科全員に 2時間  (理数特別実験 数学分野)
物理・化学・生物・地学・数学のうち数学を選択した生徒 あと 10時間程度
数学科の指導要領における課題学習に相当する。
解法の探求
与えられた条件を満たす円 の半径を求める方法を, それぞれの回のテーマに沿って考える。
考えをまとめて,発表する。
数学の発表形式を研究する。
課題解決型の学習  問題を数学に乗せる
① 変数(未知数)を設定する
② 知識を用いて,変数の満たすべき方程式を立てる
③ 数学的な処理
④ 要求に応える

課題研究 について
理数科サイエンスコースに属する生徒は従来,理科分野で課題研究を行っていた。
平成25年度第2学年より,現行指導要領の理念に基づき,数学分野を研究できるようにした。
過去2年間生徒が取り組んだテーマ
平成27年度 (課題研究発表会の年度)
平成26年度
 課題研究のよさは, ことにあると感じている。

プロジェクタのある授業 について
数学のすべての授業時間に,プロジェクタと計算機(コンピュータ,タブレット)を持っていく。
2名の教員が実践している。
心がけること
授業の流れ
⓪ 授業開始前にプリントを生徒が配布
① 問題に取り組む 並行して,機器準備,添削したプリント返却
② プリントの回収 授業後に添削
③ スクリーンに教科書などを投影してナビゲート
 適宜黒板で補足 概念作りの補助としてインタラクティブな教材の開発・活用
④ 練習問題 演習問題に取り組ませる
 スキャナで読み込んだ正解例をスクリーンで投影 → 授業中に生徒とやり取りをする時間が増える

成果
課題研究基礎
 数学の問題を解く際に,知識を活用する態度・能力が向上した。
 理数科の課題研究に,数学を活用する姿勢が見られた。
プロジェクタのある授業
 生徒の手元にあるものと同じものを投影することにより理解が高まった。
 板書量が激減した。生徒は板書をただ写すことがなくなった。
 問題演習の時間を大幅に確保することができた。
 自分で考える時間が増えた。  自分でまとめることがうまくなった。
 グループ活動の時間を頻繁にとれることができた。それによって,学力差が小さくなった。
 学力向上には, 問題演習の時間を確保して, 回収・添削・返却することが非常に大きく寄与している。
 プロジェクタのある授業は, 授業において生徒が主体的に取り組む時間を生み出している。

課題
課題研究基礎
プロジェクタのある授業

数学の授業展開とAL
場面
評価規準