130126 初版
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3 : 4 : 5 の 直角三角形内接円の 半径を求めよう。
AB=5,  BC=3,  CA=4 
内接円の中心をIとする。
円と辺BC, CA, AB との接点をP, Q, Rとする。

P, Q, R は円上の点だから,
IP = IQ = IR (I は内心)
AB, BC, CAは円の 接線である。
例えば,Aは接線AB, ACの交点だから, 二本の接線の命題により, AQ=AR
同様に,BP=BR,  CP=CQ
また,接線であるから,
IP は AB に垂直,  IQ は BC に垂直,  IR は CA に垂直
ゆえに,四角形IPCQ は凧型である。
∠ACB は直角だから, 凧型四角形IPCQ は正方形である。

したがって,円の半径を r とすると,
CP=CQ=r,  AQ=AR=3-r,  BQ=BR=4-r
AR+BR=AB だから (3-r)+(4-r)=5
ゆえに,r = 1
r = CP = CQ = 1,  AQ = AR = 2,  BQ = BR = 3
さらに,この図で,
角BACの二等分線が直線AIであるが,
直線AB の傾きは \(\dfrac{4}{3}\),   直線AI の傾きは \(\dfrac{1}{2}\),  

美しい