130530 初版 130530 更新

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増減の問題は古来から研究されてきた。
今回は第2次導関数の利用である。

\(f^\prime (x) > 0\)である区間では f(x) は増加する。逆もいえる。
\(f^\prime (x) < 0\)である区間では f(x) は減少する。逆もいえる。
f(x) は x=a で2回微分可能であるとする。
x=a において,f(x) が増加から減少に転ずるとき,f(x) は x=a で極大であるといった。
\(f^\prime(x)\)を考察したとき,\(f^\prime(x)\) は 正から負に変化する。
したがって,この付近で\(f^\prime(x)\) は減少しているから, その導関数 \(f^{\prime\prime}(x)\) は 負である。
x a
f(x) f(a) 極大
\(f^\prime(x)\) + 0 -
\(f^{\prime\prime}(x)\) -
x=a において,f(x) が減少から増加に転ずるとき,f(x) は x=a で極小であるといった。
\(f^\prime(x)\) を考察したとき,\(f^\prime(x)\) は 負から正に変化する。
したがって,この付近で\(f^\prime(x)\) は増加しているから, その導関数 \(f^{\prime\prime}(x)\) は 正である。
x a
f(x) f(a) 極小
\(f^\prime(x)\) - 0 +
\(f^{\prime\prime}(x)\) +