130405 初版
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2つの集合から新しい集合を作る。
2つの集合A, Bの要素がすべて等しいとき A=B とかく。

集合A を {x|x は 15 の正の約数},  集合B を {1, 3, 5, 15} とするとき
A=B
x が A の要素であることを, x ∈ A とかく
2つの集合A, Bについて, どちらにも属する要素を集めて新しい集合をつくる。
A ∩ B とかき,AとBの共通部分という。
すなわち, A ∩ B = {x| x∈ A かつ x∈ B}
2つの集合A, Bについて, 少なくともどちらかに属する要素を集めて新しい集合をつくる。
A ∪ B とかき,AとBの和集合という。
すなわち, A ∪ B = {x| x∈ A または x∈ B}
集合A, Bについて, A の要素がすべて B の要素であるとき,
A は B の部分集合である  A は B に含まれる  B は A を含む といい,
A ⊂ B とかく。
集合を考える場合,U の要素を前提とするとき,U を全体集合という。
A を U の部分集合とする。
U の要素であって, Aの要素でないものを集めて新しい集合を作る。
\(\overline{\rm A}\) とかき,Aの補集合という。
\(\overline{\rm A}\) = {x| x∈ U かつ x∉ B}

U={x|x は 10 以下の自然数},  A={x|x は 10 以下の正の偶数},  B={x|x は 10 以下の正の3の倍数} とする。
\(\overline{\rm A}\) = {1,3,5,7,9},   A ∩ B = {6},   A ∪ B = {2, 3, 4, 6, 8, 9, 10}
ド・モルガンの法則 1