130323 初版 130323 更新
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実数が数直線上の点で表されるのだから, 考察する方向が2つある。
中学校では, 数には,符号の部分と,絶対値の部分があると学習するようである。
-1 は 負の数で,絶対値は1
\(-\dfrac{17}{5}\) は 負の数で,絶対値は \(\dfrac{17}{5}\)
\(\sqrt{3}\) は 正の数で,絶対値は \(\sqrt{3}\)
\(2-\sqrt{3}\) は正の数か,負の数か,絶対値はいくらか
\(\sqrt{3}-2\) は正の数か,負の数か,絶対値はいくらか

数直線上にあるはずなので,打点する。
P が \(2-\sqrt{3}\) である。
原点より右にあるので,正の数である。
実数 a の絶対値を |a| で表す。
\(\left|2-\sqrt{3}\right|=2-\sqrt{3}\)
Q は \(\sqrt{3}-2\) である。
原点より左にあるので,負の数である。
実数 a の絶対値を |a| で表す。
\(\left|\sqrt{3}-2\right|=2-\sqrt{3}\)
実数 x の絶対値を |x| で表す。
x -2 -1 0 1 2 3
|x| 2 1 0 1 2 3
増減表も早いうちに学ぼう。  全日本増減表利用促進協議会
↘は減少を, ↗は増加を表す。
\(f(x)=\left|x-1\right|\)とする。
x -2 -1 0 1 2 3
\(f(x)\) 3 2 1 0 1 2

この関数の値は,点x と 1 との距離といってもいい。
絶対値の性質

だんだん慣れてくる。