141129 初版 141129 更新

積分の考え

積分の考えは,和の考えである。 (ざっくりいうと)

区間 a ≦ x ≦ b と 関数f(x) において,
区間における f(x) の値の重み付き和が 定積分である。
ちゃんというと,
数列 {xn}: a ≦ x1 < x2 < x3 < … < xn ≦ b
数列 {wn}: w1, w2, w3, … , wn,   \(\displaystyle{\sum_{k=1}^n w_k=b-a}\)  とする。
\(\displaystyle{S(f;a, b, n)=\sum_{k=1}^nf(x_k)w_k}\) を リーマン和という。
リーマン和の極限を
x が a から b までの f(x) の定積分という。
\(\displaystyle{\int_a^b f(x) dx = \lim_{n\to\infty}\sum_{k=1}^nf(x_k)w_k}\)
(参考 無限級数について)  (動かしてみよう)  (数値計算つき)
直線 x=a, x=b で囲まれた y=f(x) の「符号つき面積」に等しい。