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三角形ABCにおいて,BC=a,  CA=b,  AB=c  とする。
三角形ABCの外接円の半径を R とすると,
\(\dfrac{a}{\sin A}=\dfrac{b}{\sin B}=\dfrac{c}{\sin C}=2R\)
比で書けば,a : b : c = sin A : sin B : sin C
3点があると,3点を通る円が一つ定まる。
三角形ABC の外接円である。

図のように,三角形ABC(直角三角形ではないとしよう)の外接円をかく。
点Aを端点とする直径AC' をとる。
円周角の定理より,
∠ACB=∠AC'B,  ∠ABC=90°
三角比の定義より, c=2R sin C
正弦定理 その1とあわせて, 正弦定理がいえた。
正弦という言葉は,ここから来ているのかもしれない。